伝統芸能の今2014
浅草公会堂
一階席 か行20番台
昨年は東京會舘でのディナーショー形式だったため行かなかった。
一昨年は狛江のエコルマホールに観に行った(なかなかの良席でした)
今年は全国各地を回るそうで。
身會岐神社での公演も気になったけど、東京での公演にした。
伝統芸能の今はチャリティイベント。
ゴールドリボンと世界の子どもにワクチンを、という趣旨。
猿之助さんの他には狂言方の茂山逸平さん、能楽囃子方の亀井広忠さん、歌舞伎囃子方の田中傳次郎さん、津軽三味線の上妻宏光さん。
ギリギリにホールに入ったら、猿之助さんが募金箱を持って募金活動に勤しんでいた。
お札を握りしめて、猿之助さんが来るのを待っている(会場全体でね)
握手禁止、わたしがいた席の近くには来なかったので、席を立って募金しに行った。
何も話せなかったけど、そういう雰囲気ではなかったのよね。
狛江のときは、愛之助さんが目を見て握手してくれて…亀ちゃんはまあアクションというか、ただ手を差し出しているだけ。
ファンが勝手に触って行く。目も合わせようとはしない。
それでも嬉しいんだけどね。
三番三はいろいろとびっくりした。
狂言ってあんなに声を出すの?
申し訳ないが、ぜんぜんわからなかった。
でも、こういう機会じゃないと狂言を観るきっかけがないので良かったとは言える。
そういえば、会社の後輩が氷川神社での大宮薪能を観に行くとのことで、わたしも来年観てみようと思った。
例によって、創作舞踊はよくわからない。
指先まで神経を張り詰めている感が好きなくらいだ。
トークショーは茂山さんは話が面白いし、亀ちゃんのあの堅い口調がわたしは好きだ。
にぎにぎしく、とか。
一座高うはございまするが、とか。
何れもさまにおかせられましても、とか。
恐悦至極にございまする、とか。
(今回の内容は詳しくは思い出せないけれど、口上みたいなああいう言い回しのことね)
問題は石橋。
歌舞伎らしくない舞台(石橋)がどどーんと。
今回は随分とお金をかけたそうだけど…ベルばら?
前シテはいつの間にか寝ていた。茂山さんごめんなさい。
後シテの毛振りがね…どうしちゃったの。
すごく楽しみにしてた。
初めて猿之助さんのお獅子を見たのは亀会の連獅子。そのあとはエコルマホール。あとはバレンタインの舞踊公演かな?
会場全体が熱気に包まれていたよね。
あれを想像していたからあれれ???な感じで拍子抜けしたんだ。
わたしの思い違いだったのかなって思ったけど、感想を某所で読んだら同じだった。
チャリティーなんだけどえげつなさがあったり。
それは亀ちゃんのキャラだと思って見てたけどそれは違うの?
お獅子を次に観る機会はまたあるんでしょうけど、今回と同じだったら許さないんだから。
ちなみに…Eテレで見た海老さまの鏡獅子も破壊力満点だった。